名も知らない植物を摘みながら自由気ままに歩いた帰り道。
風にゆれる草花やきらめく陽の光、何気ない美しい風景を映したうつわ「みちくさ」。
道ばたに咲く草花のたくましさ、美しさ、そして季節の空気感をうつわに込めたいと思い、このシリーズを企画しました。
レリーフに描かれた葉や花は、一つひとつ職人の手仕事によって生まれたもの。
形や大きさも様々で、それぞれが見どころとなっています。
植物を立体的に重ねて、遠近感を出し草むらの生命力や景色の広がりを表現しています。
アイテムはボウルと小皿の2種類。
出来たてのおやつを楽しむひとときをイメージしています。
ボウルは、銘々のスイーツや食事にちょうど良いサイズ感、他にも料理をシェアするうつわとしても。
小皿は、季節のお菓子をのせた銘々皿や取り皿として。
またフラットな盛り面をいかして、他の器と組み合わせてソーサーとしてもご使用いただけます。
素材には白荒土を使用し、土が持つ独特の質感がうつわに温かみを添えています。
全体のフォルムはすっきりと仕上げ軽やかな印象にしています。
様々なスタイルの暮らしに馴染むうつわとしてお使いいただけます。
カラーは2色展開で、レリーフの陰影がより印象的になる釉薬を選びました。
「ブラン」は、柔らかな印象のレリーフが特徴で、鉄粉や御本手などの豊かな素材感を楽しめます。
「ソワレ」は、宵の口を思わせる青色。レリーフの濃淡が幻想的な雰囲気を醸し出します。
裏印には手描きの文字を彫り込み、さらに温かみを添えました。
瑞々しい植物たちの表情が、どこか懐かしい雰囲気もあり料理に華やかさを添えています。
のんびり自然のままを味わうように「みちくさ」時間をお過ごしいただけたら嬉しいです。
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