最近は一段と冷え込み、寒い日が続きましたね。
そんな日はお家でゆっくり、あたたかい飲み物を飲みながら読書…そんな過ごし方になります。
ブロウは、そんな一人のお家カフェに寄り添ってくれる存在です。
そんなブロウのことをご紹介します。
ブロウは「白樺」という意味。実際にブロウからは樹肌の風合いを感じます。
実はブロウは成形した後、ひとつひとつ手作業で表面を少し削っています。
削られた表面に焦げや釉ムラの表情が重なり、こうした自然そのものの質感が作り出されているんです。
また、ブロウのさりげないアクセントとなっている、縁の色。
これは青い釉薬をかけて焼いているんです。
もともとの生地の色が赤土を使っているのですか、その上に青を重ねることでこうしたグレーと緑の中間のような、渋い色合いに変化します。
アンティークっぽいような、素朴さを感じさせるような、絶妙な色合いですよね。
ソーサーはたたら成形といって、糸で粘土を切り出して成形しています。
なので、表面には生地に含まれた小石を引っ張られた線があったりします。
たたら成形は土台に粘土を置いて、成形をするのですが、手作業で形を切り出す為、縁の形や立ち上がりも一枚一枚異なります。
こうした手作業による特徴も、この器の個性と感じられる部分です。
ソーサーは、カップを置いた隣のスペースに何を置こうかワクワクします。
チョコレート、羊羹、カステラ…今日は何にしようかな、と考えるのも楽しい。ちょっとのお菓子でカフェタイムが楽しめます。
小ぶりなサイズ感も何だかちょうどいい。
ブロウにはちょっと一息つきたい気持ちに寄り添ってくれる、優しさが行き渡っています。
忙しい毎日の、ほっと息つく時間に、小さな幸せを届けたい、そんなブロウの紹介でした。
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