今日はすり鉢の思い出話をひとつ。
よく行く近所のとんかつ屋さんでは、注文するとまず白ごまがたっぷり入った小さいすり鉢がテーブルに運ばれてきて、各々ごまをするところから食事が始まります。
ぷちぷち、と音を立てながらすり続けていくとごまの香りがふわ~っと漂ってきて、そこに甘口のソースをたっぷりと入れて準備完了。
とんかつが運ばれてくるまでのこの時間が大好きで、すり鉢を見るといつも思い出しては食べたくなります。
そんなこともあって、自宅でとんかつを食べるときにも再現したいなぁと思いながらも、
小さいすり鉢を持っていなかったのですが、スタジオエムに良い商品がありました。
モルティエのSサイズです。
可愛らしいだけじゃなく使い心地もいいので、
どんな良いところがあるのか調べてみました。
すり鉢の一番の特徴は櫛目(くしめ)です。
その道何十年という熟練のすり鉢職人さんが、ひとつずつ手作業で入れている櫛目は見た目も美しく、すり味が抜群にいいんです。
この櫛目を触ってみると、ざらざらとした感触。
炻器土を使用しているからこそ、このざらつきを生み出せるのだそうです。
ちなみに炻器土は吸水性がなく、丈夫な素材なのですり鉢に向いている素材なんですって。
このざらつき、そして櫛目は浅すぎずほどよい深さがあるので食材もすりつぶしやすく、つまりにくいので使いやすいんです。
また上部に段がついたデザインなので、指のひっかかりもよく、
しっかりとホールドできる安定感があるのも使いたくなるポイント。
そして、わかりづらいのですが注ぎ口もついています。
山芋をするときは、ごはんにかけたいので注ぎ口が必要なんですよね。
ゆるやかな曲線の注ぎ口なので、小鉢として使う時に
手に持っても注ぎ口が気にならないのでそこも好きなところです。
S、M、Lの3サイズ展開です。
ぜひお好きなサイズを選んでみてくださいね。
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