みなさん、丼ものって何に盛りますか?
私は厚手で深さのあるいわゆる〝どんぶり″に盛り付けて食べることが多かったんですが、
このフォルクローレの鉢に盛り付けた時の感動をぜひ聞いてください!
まず、横から見るとすっと立ち上がった形状がシャープで美しいのが
すっごく好きなんです!
そしてビビンバを盛り付けた写真がこちら。
丼ものですよ、丼ものなのに上品でキレイじゃないですか!?
はい、感動。
上に向かって広がっていて、口径が広いので盛った食材も良く映えて、
見え栄って頑張って盛り付けたかいがあります。
まだ残暑が厳しいこの季節ですが、藍染付けのさわやかな色合いは
気分だけでも涼しくしてくれます。
この色合いは、「ゴス」を塗って、釉薬を重ねているからこそ出せるんです。
つまりひと手間かかってるということです。
窯屋さんが暑い中この作業をやっているかと思うと、自分がいる場所は涼しいんだろうな…と思います。
大事にしつつ、好きなのでたくさん使います!
お客さんが来たときは、写真のように一品料理を盛り付けると、
余白が広くとられるので、高級料理に見せられますよ!
フォルクローレは「民芸、民間伝承」という意味で、
錆かいらぎは素地の上に化粧土をかけ、
乾いた後の化粧土の縮れに錆ゴスを塗ることで模様を表現しています。
まさにこれからも残していきたい伝統的な技法の器です。
フォルクローレは鉢だけではありません。
他にも8寸、9寸のプレートや猪口もあります!
こちらは黒柿釉の8寸プレート。
刷毛ムラによって生まれる濃淡がきれいですよね。
藍染付とおなじく、重ねて塗っているからこそ茶色に見える部分が現れることもあります。
この風合いもフォルクローレならではです。
みなさんもぜひ、たくさんあるフォルクローレシリーズの器の中から
お気に入りを選んで〝感動″してくださいね!
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