星空をお皿に。
そんなロマンチックな一言から生まれたシリーズです。
夜空に瞬く星たちをたどっていくと、
昔の人々が紡ぎ出した星座の物語が浮かび上がります。
壮大なストーリーの数々は、
人々に語り継がれ、現代の私たちにもつながっています。
毎夜広がる美しい星空に想いを馳せながらできあがったひと皿です。
大きな宇宙の物語を、星から星へと旅する気持ちで楽しんでいただけたら嬉しいです。
「皿に広がる星々をデザインする」
夜空に現れる星座を全面に配し、ドラマチックに仕上げました。
現れる時間や観測出来る場所など、パターンを何通りも試し、
心ときめく配置を試行錯誤しました。
見せたい星座を生かした盛り付けや
ロゴのアイテムとの組み合わせを考えることも楽しい使い方の一つです。
全面柄は、型屋の職人による手彫りでとても細かい仕事です。
星も文字も全て彫り起こしています。
星のサイズ感にもこだわることで、
遠くの星がうっすら輝く様子や明るく目に飛び込んでくる星など
実際に星空を見ているかのような奥行きが表現できました。
星型や丸を使い分け、ふたご座(GIMINI)の顔を星にするなど遊び心を詰め込みました。
中央を横切る凹の点線は、
天球上における太陽の通り道の黄道 (ecliptic)と天の赤道(equator)です。
凹凸装飾によりメリハリと躍動感を出しています。
リムには方角を彫り込んだ枠をつけて、天窓を覗いている印象です。
方角の表示に少し戸惑われるかもしれませんが、
皿と向かい合い天に向けた時の方角を表しています。
薄作りのため、
プレートには揺らぎが出ることもあります。
宇宙の大らかなイメージをここでも感じていただけたら、と思います。
「星が瞬く宇宙の色」
真夜中の深い夜の色、街灯がともる柔らかな夜空の色、夜明けの空、、、
様々な空の色を想像して色を考えました。
最終的に、レリーフが浮かび上がるように明るいトーンの2色を選びました。
どちらも透明感が適度にある釉薬です。
星たちが光っているようにも見え、食卓が爽やかになる印象です。
色むら、釉垂れの個体差は天の川にも見えてきます。
裏ロゴにも星が輝いています。
フラットな形状のプレートは、日常使いとして使い勝手がよく、
メイン料理やワンプレートに使えます。
キャンドルを灯して毎夜広がる美しい星空に想いを馳せ、
ゆったりとした時間が流れる中で食卓を囲んでみましょう。
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