陶磁器以外の素材について
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陶磁器以外の素材について
陶磁器以外の素材の食器やカトラリー・道具についてもマルミツポテリは素材感や質感を大切に考えています。
特徴や使用方法をご確認の上、ご使用ください。
About wooden products
木製品について
食卓に、木製品がひとつ、ふたつ、加わると、テーブルがほっこり優しい雰囲気に。
天然木ならではの自然な風合いを活かした器、カトラリー、道具たちをお届けしています。
木目がひとつひとつ、違っていたり、色にも個性があったりして、きっと、お気に入りの1点がみつかるはず。
使い込むほどに手に馴染み、道具としての味が増していくのも、木の魅力です。
より永く使っていただくためのお手入れの方法と木製品の特徴をご紹介します。
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木製品全般のお取り扱いについて
天然木のため、部分により色目、木目が異なります。
食器洗い乾燥機のご使用はお避けください。
使用後は出来るだけ早く洗い、柔らかい布等で水気を拭き取っておきますと長持ちします。
長時間水に浸けたままにすると、反りや割れの原因となりますのでお避けください。
乾燥させずに収納してしまいますと、カビの原因となりますのでご注意ください。ウレタン塗装について
成形後、天然成分の染料を混ぜたウレタン塗装をしています。
使い始めは塗装の匂いの残っている場合がございます。何度か中性洗剤で洗い陰干しする事で軽減されます。
ひとつひとつ手作業で塗装するため、色ムラがある場合があります。
塗装は食品衛生法・食品添加物等の規格基準(厚生告示第370号)に適合しております。ウレタン加工について
天寧成分の染料を混ぜたウレタンを染み込ませた後、成形しています。
表面が無塗装のため、水分が染み込みやすくなっていますが、調理に問題なく使用できます。
About glass products
ガラス製品について
マルミツポテリのガラス製品は耐熱ガラスではございません。そのため急激な温度変化(特に急冷)で割れることがあります。
ガラスが熱いうちに冷たいものを入れたり、濡れたところに置かないでください。
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ガラス製品のお取り扱いについて
使い始めは中性洗剤などで洗浄してください。その際ガラスをキズつけるおそれのある研磨入りのスポンジ、金属たわし、クレンザーなどを使用しますと破損の原因となりますので使用しないでください。
ガラスは急激な温度変化で割れることがあります。 急熱・急冷やガラスが熱いうちに冷たい液体や氷を入れたり、ぬれたところに置かないでください。また耐熱ではありませんので、熱湯を注ぐと割れる危険がありますので、絶対におやめください。
積み重ねますと、破損したり外れなくなったりします。
About metal products
金属製品について
マルミツポテリの金属製品はステンレスを使用しており非常に使いやすくお手入れが簡単です。
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金属製品のお取り扱いについて
使い始めは中性洗剤などで洗浄してください。その際キズつけるおそれのある研磨入りのスポンジ、金属たわし、クレンザーなどを使用しますと破損の原因となりますので使用しないでください。
フリシティについて
フリシティブラックの黒は塗装コーティングではありません。ステンレスの色で、酸化被膜発色によって黒く見えています。フリシティブラックは製造の段階でサンドブラストをかけることで、目に見えない細かい凹凸面を作り、マットな表情に仕上げています。表面は使用していくうちに、少しずつ滑らかになり、鈍いツヤが出てきます。
シャルパンテについて
ダメージ加工の風合いとして表面に凹凸の傷がつけてあります。
生産の工程上、刻印が見えづらい場合があります。
About enamel products
ホーロー(琺瑯)製品について
ホーロー(琺瑯)とはガラス質の釉薬を鉄などの金属表面に被覆して高温で焼き付けた物です。 金属の強度とガラスの光沢の美しさ、両者の持つ長所を最大限に活かした複合素材です。 ホーローの特徴としてはさびにくく、 耐食性(腐食に強い)、対摩耗性(すりへらない)、 非吸着性(臭いがつかない)に優れた器物として広く使われています。
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ホーロー製品の全般のお取り扱いについて
ホーローはガラス質ですので、ぶつけたり落としたりしないよう注意して下さい。破損の原因になります。
オーブン、電子レンジでは使用しないで下さい。電子レンジの故障や火災の原因になることがあります。
食器洗い乾燥機は、キズ、サビの原因になりますのでお勧めできません。
金属たわし、磨き粉、ナイフ等の使用は表面を傷つけますのでおやめ下さい。
洗う時はスポンジに中性洗剤をつけて洗い、よく乾かしてください。
焦げ付いた時は、お湯を入れて焦げ付きを柔らかくしてから取り除いて下さい。
直火はホーロー両手鍋、ホーローミルクパンのみ使用可能。IHでお使いいただく場合は、お使いの機器の使用方法に従ってください。ホーロー両手鍋・ホーローミルクパンのお取り扱いについて
取っ手や握り部分は熱くなり、火傷の危険があります。ミトンやふきん等を使用して下さい。
鍋はコンロの中央部に乗せ、炎が底面からはみ出さないようにして下さい。
火にかける場合は急激な加熱、冷却は避けてください。
空炊きはおやめください。火災や本体の変形、取っ手又は握り部分やつまみの破損の原因になります。万一、空炊きをしてしまった場合は水などをかけずに自然にさめるのをお待ちください。水で急に冷やしたりするとホーロー層にマイクロクラック(目に見えない細かな亀裂)ができることがあります。実用上、安全上ともに問題はありませんが、多少さびやすくなりますので、ご使用後は十分に乾燥させてください。(さびが出ても鉄サビですので、人体には無害です。)
スタジオ エムのホーロー商品は多重構造タイプではありませんので、長時間の煮込み料理には適していません。危険ですのでストーブの上では絶対に使用しないで下さい。
炒め物や煎りもの、てんぷら等の調理には使用しないで下さい。ひび割れ等の原因となります。
IHクッキングヒーター(電磁調理器)、ハロゲンヒーター(電熱調理器)のご利用は各メーカーによって異なります。ご利用の各機器のご使用方法に従ってください。 お手入れが不十分ですと水道水の微量成分が固まり、白い粉状のものが付着しますので内部はよく洗うようにして下さい。ホーローに付いた汚れを取る方法
焦げ付き、または内部に汚れが付いた場合温かい湯を入れてしばらく置いてから柔らかいスポンジで落としてください。それでも落ちない場合はぬるま湯に重曹を大さじ1杯と食用油を数滴入れてかき混ぜ、弱火で煮たてて汚れ、焦げを浮かせて柔らかいスポンジで落として下さい。
キッチンハイターなどを使うと、艶がなくなってしまうことがありますのでご注意ください。
About Linen products
リネン製品について
毎日使うものだからこそ、長く大切に、安心して使用していただけるものをお届けしたいと考えています。
そのために、私たちは高い技術力があり、確かな素材で信頼できる国内で
生地の色や質感、細かい柄など、 細部にまでこだわった商品づくりをしています。
そんな想いやこだわりのつまった、麻の生地についてご紹介します。
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リネンとラミーの違い
本来、麻には数多くの種類があります。しかし国内で流通する麻の中で「麻」という正式な表記が許されているのは
リネンとラミーだけ。スタジオエムのファブリックは、麻の中で最高級とされるリネンと、
それに次ぐラミーを使用しています。リネンとラミーの違いについて下記の表にまとめました。LINEN RAMIE 色 生成色(亜麻色) シルクのような 光沢の白 繊維 細く短い 長く太い 水分の吸収・発散性 ラミーに次ぐ 天然繊維中 最も優れている 強度 ラミーに次ぐ 天然繊維中 最も強い その他 風合いがしなやかで 綿に近い 繊維に シャリ感がある 麻の特徴
水分の吸収・発散性
リネンとラミーは自然の状態でその重量の12~20%の水分を吸収することができます。
また同時に水分を素早く発散しやすくなっています。このことはいかにディッシュクロスに向いているかを示しています。
また、乾きやすい点はこまめな洗濯を必要とするテーブルクロスやエプロン、シーツなどの日用品にも向いています。繊維の強度
天然繊維中最も強力であり、水にぬれるとさらにその強度を増す性質があります。
そのため繊維が痛みにくく、洗濯に繰り返し耐えることができます。
何十年も使えたり、ヨーローッパでアンティークなどが数多く残っている理由はこの強度にあるといえます。収縮率
生地を購入してご自宅で手作りされる場合、サイズ等、生地の詳細表記の縮率を目安にされることをお勧め致します。
また、収縮率の違う素材とあわせられる場合には一度洗いにかけてからの加工をお勧め致します。リネン商品のお取り扱い・お手入れ方法
麻は使用するたびに風合いが増していく素材です。
しかし天然素材のため、その風合いを長く保って頂くには、お取り扱いに少しご注意頂く必要があります。〈リネン・リネンラミー・コットン混〉
○はじめに
・はさみを入れる前に、水通ししてある程度生地を縮ませ、地直しをしてから裁断する事をお勧めします。
・たっぷりの水に数時間生地を浸け置いてから洗濯し、軽めに脱水します。
・生乾きのうちにアイロンをかけ、布目を整えて下さい。
○洗濯
・ぬるま湯か水で手洗い、または洗濯機で洗って下さい。
・ウエアを洗う際は、洗濯ネットをご使用下さい。尚、おしゃれ着用洗剤をお勧めします。
・洗濯機をご使用の場合、脱水は弱めでかけて下さい。
・乾燥機は、生地を傷めてしまうことがありますので使用しないでください。
・しっかりと形を整えてから、陰干しをして下さい。
・収納時も日焼けを防ぐ為に直射日光はお避け下さい。
○色落ち
・白、生成以外で染色された生地は、色落ちすることがあります。
・汗や雨などで濡れて湿った状態の時や摩擦によって、他の衣服に染料が移色することがありますのでご注意下さい。
・濡れた状態で他の洗濯物と一緒にしたり、淡色系のものとの同時洗濯は避けて下さい。
・染料が移色した場合は40度くらいのお湯に浸け、軽く手洗いした後、すすいで下さい。〈ウール混〉
○はじめに
・生地にはさみを入れる前に、手洗いをして、当て布をしてアイロンをかけ、目を整えてから使うことをお勧めします。
・ウール混の生地を表裏合わせて縫う時は、糸の方向を合わせるようにして下さい。
(縦糸にリネン・ラミー、横糸にウールを使用している為。)
○洗濯
・ぬるま湯か水で手洗い、または洗濯機の手洗いコースで洗って下さい。
・多少毛落ちしますので洗濯ネットをご使用下さい。
・乾燥機は、生地を傷めてしまうことがありますので使用しないでください。
・しっかりと形を整えてから、陰干しをして下さい。
・水の重みで生地が多少伸びることがありますので、平らに干すことをお勧めします。
○色落ち
・ウールの性質上色落ちはほとんどありません。柔らかで優しい色合いをお楽しみください。