スペインでお酒とおつまみを楽しむ場所といえばバル。長居はせず、ハシゴ飲みして各店の名物をいただくのが本場の楽しみ方です。一方で終日営業しているところでは、朝食やランチを提供しているお店もあり、多くのスペイン人が利用しています。また、市場の中にあるバルでは、市場で好きな食材を買って料理してもらい、飲みながら食べるスタイルを楽しむことができます。ある食材専門、例えばマッシュルーム専門のバルなどもあるんだとか。
スペインのバルで提供されるおつまみといえば「タパス」。「タパス」は、スペイン語で蓋を意味する「tapa(タパ)」が語源です。ワインに埃などが入らないよう生ハムやチーズでグラスに蓋をしていたのが始まり。タパスは大きく3つに分けられ、オリーブや生ハムなどの乾きもの、サラダやマリネなどの冷菜、アヒージョやトルティージャなどの温菜があります。タパスには地域特有のメニューもあるので地域色を味わうのも楽しみの1つです。
陽気で明るい人々が多いスペインは、パッと目を引くイエローのクロスと色とりどりの器で表現しました。遊び心ある魚や花モチーフの器は、楽しげなテーブルコーディネートを演出してくれます。また、余白が狭い器を選ぶと小皿料理で楽しむタパスの雰囲気を楽しめます。