レモンがたわわに実る畑を想像しながら描いたシトロンの模様。
燦々と降り注ぐ太陽の光をいっぱいに受けた、瑞々しいレモンがフレッシュな印象です。
白磁の透明感のある白さとレモン柄が相まって、より夏らしい爽やかなシリーズに仕上がりました。
実の部分にだけさし色をすることで、レモンが際立ち、柄全体のアクセントになっています。
磁器の中でも特に白い、白磁素材を素地に選んだことで、レモン柄がより鮮明に浮かび上がります。
シトロンは銅版転写という、紙に刷った図柄を器に写し取る技術を使って絵付けをしています。
手作業で器に貼付け、釉薬をかけて焼成することで濃淡やにじみ、擦れなどが生まれ、
手描きのスケッチを元にした図柄がより味わい深くなっています。
シンプルですっきりとした器の形状は、普段の食事で使いやすく、重宝します。
角に丸みをつけることで、全体的にやさしい雰囲気になっています。
夏の麺料理におすすめしたい、5アイテムのラインナップ。
深さのある麺鉢と麺つゆ用のそば猪口、副菜や薬味を入れる取皿と小皿。
この4アイテムは表面全体に柄を施し、賑やかに。
小さな箸置きはレモン一枝をワンポイントに入れて可愛らしく仕上げました。
麺鉢と取皿、そば猪口の裏側にも箸置きのワンポイントと同じマークが入っています。
素麺や蕎麦など和風な麺料理はもちろん、全体にシトロン柄を施すことで洋風な雰囲気も持ち合わせ、料理のジャンルにとらわれず幅広く使いやすいデザインになりました。
パスタやサラダ、油淋鶏などの中華料理にもおすすめです。
シトロンに盛り付けて、爽やかな一皿をお楽しみ下さい。