FOOD CULTURE

世界最大の内陸国で、遊牧民族の名残である料理が多く残る「カザフスタン」。ヤギ、ヒツジ、ラクダに馬の肉を使った料理や馬の乳を発酵させた「クミス」と呼ばれるお酒など、肉と乳製品が食事には欠かせません。また歴史的背景により、韓国からの移住者が多くいるため、キムチがよく食べられます。魚や人参のキムチが定番で、屋台も多く見られます。

UTSUWA

CAST:メテオ 8寸深皿/ラグマン ボールS/レコルテ 230プレート/栗の木 スープスプーン/ギンガムチェックS(サックス)

カザフスタンの伝統色である水色を基調としたコーディネート。また、赤土の表情豊かな黄色のプレートを一緒に揃えれば、国旗の中央に配置された太陽のように、スープが際立ちます。紅茶を注いだ小さめのボウルも、土の表情豊かで、カザフスタンの雄大な自然を連想させます。素朴な素材感を活かしつつ、鮮やかなカラーで朝から元気をもらえるようなコーディネートの完成です。

 

Kazakh drink

馬乳を使った「クミス」はいかがですか?

CAST:ヴルーテ マグ/キャラメリゼ 正角プレート/栗の木 ヒメスプーン/ブロウ シュガー/ノマド ランチョンM

カザフスタンの伝統的な飲み物である「クミス(кумыс)」とは「馬乳酒」のこと。発酵させているため、微量のアルコールを含みますが、現地では朝から飲まれています。とても栄養価が高く、結核や胃炎、糖尿病などにも効果があるそうで、子供から大人まで幅広く親しまれています。今回は土の焦げ感など、表情のある器を揃えて、カザフスタンの高原地帯に思いを馳せます。クセが強い味なので、お好みで砂糖を入れつつ、楽しみます。

次回の朝ごはんはチェコ(12/7)